キャストが上手くなるスピニング
JACKALL社から発売されるSWITCHSTICK(スイッチスティック)ラストの3モデル目のご紹介です。
SS-S553(スピニングチューブラーモデル)
3段階のパワーは3 強くキャストに向く竿です。
これを使う事でキャスティングのタイラバが上手くなる不思議な一本です。
そして、開発に頭を悩ませた苦労の一本ですww
初期から近いところまで…
実はこのロッドは最初はSUPREMEシリーズでのプロトのひとつから始まっています。
使い易く、良型の真鯛が沢山釣れたので、ロッドとしては良い線いってる。そこから始まった迷宮ww
そして、よく釣れていたのでガイドとラインの擦れ負荷テストww などを調子こいてしてしまったが為に…気になる発見がありましたww
スピニングロッドで魚を掛けると、特にガイドとラインの擦れと言うか突っ張りが気になるのですが、
これを絞り込むとどうなるか?問題ないのか?
と言うものでした。
バリバリ釣り込んではじめて見えるものでした。
結果は、やはりガイドとラインの擦れの影響は無視出来ず、リールからガイドが遠すぎるとガイド付近の突っ張りでラインが切れました。
7ft、8ftのロッドであればバットも曲がらず、あまり気にならないのですが、タイラバロッドとなると実は結構問題のようで。
おまけにしなやかな竿になるとガイドがリールに近くすると今度は巻いた時にガタガタとノイズが気になります。
この調整が難航を極めましたww
SUPREME発売の流れに乗れず、改めて仕切り直しの折にSWITCHSTICKシリーズに路線の転換を迎えたのでした。
実はこのブログを書いている今現在、最終の仕様をガイド一個、数ミリの範囲で悩んでおります。
(細かな所だけで、ほぼほぼ出来ているのでご安心をw)
それぐらい、スピニングのセッティングは悩ましいのです。
結果的に、ファイト時にはしっかりとラインを美しい流れで受け止めつつ、巻いている時には干渉しない絶妙なガイドセッティングを見つけました。
ただし、先に申し上げておくと、間違った使い方をするとノイズは出ます。しかし、それは「違うよ」と言うサインだと思ってください。
ちなみに、穂先を軽く持ち上げた状態で使うようにセッティングしてあります。
穂先を下げて使いたい方には合わないかもしれませんのでご注意ください。
さて、
潮の抵抗によってルアーの巻きは変わるものです。
無理な負荷で巻いた時、またロッドの角度が良く無い時にノイズは発生します。
あるいは糸のテンションが掛からないような方向に投げた時にティップはブルブルと不快な振動を出します。
ファイト時も魚が走っている最中にリールは巻かない方が余計な負荷をかけません。そこを無理に巻き続けるとラインはよれるし、巻き取りも安定しません。
その加減を調節しながら扱うだけで、自ずと釣れる巻きやファイトが身につくでしょう。
気持ち良く巻ける方向、角度、スピードを探っていくと、自ずと釣れる。
そんなロッドに仕上がりました。
正しく握れるグリップ
キャストをする時、皆さんそれぞれどのようにされているでしょう?
正面に、右に、左に、トラブル無く投げられますか?
距離は調節できますか?
もし出来なければ、扱いが間違っています。
そこで、正しい扱い方である
ツーフィンガーグリップのシングルハンドキャストに適したグリップを特別に採用してもらいました。
リールのフットを中指と薬指に挟み、親指はフォアグリップに添えて、片手で下から振ると安全です。
そして、巻く時には握りを解いて指先に乗せるだけでO.K.。
竿を落とすので小指でリールフットは持ってはいけません!
アタリへの反応が遅れるので人差し指でブランクタッチはしません!
危ないので両手では投げなくて大丈夫です!
基本は村田基プロがおっしゃっている通りなのです!笑 をカタチにしたグリップですww
なお、このグリップ。
超軽量&超高感度で大変良いです。
しなやか、かつ投げ易く
曲がりの具合で言えば、ビンビンスティックエクストロのS57の次にしなやかな設定になると思います。
また、短さ=投げ易さに直結しており大変扱い易いロッドです。
合わせるならリールは2000番
非常に軽くて軽快なロッドですので、
スピニングリールも合わせるならば、ダイワ、シマノ共にコンパクトな2000〜2500番ぐらいが個人的には良いと思います。
オススメはPE0.6号150mの2000番
シマノならローギア
ダイワならローギアorハイギア
ハンドル長さは60〜65mmで使われるのが良いでしょう。
ダイワのローギアなら50〜55mmでじゅうぶんです。
このタックルで全方位キャストと、巻きのアジャストを、是非ものにしてください👍
詳しい情報は
こちらをご覧ください。