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10月9日(水) 予定通り出船します。

釣り

ビンビンスイッチとキャンディ

ルアーフィッシング

そうタイラバはルアーフィッシングです。

もちろん魚釣りである以上は釣りたいとは思いますが、

ルアーフィッシングは、どこまで行ってもルアーフィッシング。

いつでも簡単に思い通りに魚が釣れる手段ではありませんし、

誤解を恐れず言うならば、とても非効率な遊びです。

タイラバはひとつの手段に過ぎません。

しかし、簡単ではなく、不便があるからこそ、

細かな所に少しでも気を配り、技術を磨き、改善して挑む。

考える遊びだからこそ、

ルアーフィッシングにゲームとしての魅力があるのだと思います。

そしてその魅力を大きくするのは、自分次第。

考えなく、ただ竿を出していても半日が辛いだけでしょう。

思考する時間を楽しむと言うルアーフィッシングの本質を知って欲しいです。

そして、考えながらも、

思い悩まず、恐れずに、シンプルにもっと楽しんで頂きたい。

それが私が遊漁船を営む理由であり、

ビンビンスイッチを生み出した理由です。

そう、これを使えば釣れるとか、釣れないとか、

根底にあるのは、そう言う話では無いのです。

ヘッドをスイッチ(交換)

ビンビンスイッチの魅力を語る上で外せないのが、ヘッド交換の簡単さ。

サイズやカラーだけで無く、ビンビンスイッチキャンディ(以下キャンディ)の登場で、形状の変化も楽しめるようになりました。

巻き上げの軽さや、上方向に進む安定性を重視したノーマルのビンビンスイッチ(以下スイッチ)に対して、

フォール時の安定沈下と、横から受ける抵抗に対する安定性を重視したキャンディ。

と、言う事にはなっていますが、

特に産卵後のいわゆるアフター真鯛をネチネチと底スローで攻略する為に作ったのが、キャンディだったりします。

重要度は言うまでも無くネクタイではあるのですが、

ヘッドも、どっちが使い易いかな?と、

少しは考えると、楽しみが増えるのでは?という提案です。

システマチックさを活かす

ヘッドの交換の簡単さがもたらす利点は、

積極的にヘッドをチェンジして”試せる”と言うところも大きいと思います。

不必要にコロコロと変えなくても良いです。

ただ、

ちょっと軽くした方が良かったかな?

二枚潮、重くした方が底取り良かったかな?

派手な色で隣の人釣ってるやん!

色は邪魔かな?   などなど、

ふと思う事はあっても、実際実行に移す煩わしさ…。

これをやるかやらないかは、大きな差になります。

そして、交換に手間取ってチャンスを逃す…

最悪のパターンですが、あるあるです。

交換ばっかりして、釣りしてない…負のスパイラルw

素早く実行する事でチャンスを増やしましょう!

直ぐに変えられる!

これこそがビンビンスイッチシリーズを活用するポイントであり、

タイラバのよりルアーフィッシング的な楽しみ方だと私は思います。

キャンディを使う具体例

アフターの真鯛を狙う為に、と書きましたが、

基本的にはノーマルのスイッチで大丈夫です。

ただ、そもそもノーマルのスイッチはフォール時のサミングが重要です。

それは綺麗なフォールアクションを出す為には糸を整える必要があるからです。

シマノ社のリールのフォールレバーも有効です。

サミングが出来ているかいないか、これで釣果に差が出ます。

雑に落とすと、クラッチを切った直後に、

スライドして底ベタを狙う時に着底がボケてしまう場合があります。

底をネチネチ攻めたい時、つまり

アフタースポーンの真鯛や夏の二枚潮の深場などの

底ベタ狙い…デットスロー

そんな時には、キャンディの方が確実にストンと真っ直ぐ落ちてくれるので快適でしょう。

という事です。

ドテラ!キャスティング!

と言った製品ページの解説内容だけに頼らず、

万能のノーマル、スローのキャンディ

ぐらいの感覚で使って見てください。

また、ルアーの見た目と使用感と言うのは愛着を持つ上で大切です。

私の場合、35gはキャンディ、45g60gはノーマルのスイッチ。80gはキャンディと言うのが明石海峡ではなんとなくしっくりきていますww

知って頂きたい事

何を使えば釣れると言うことよりも、

良いリールも、良いロッドも、良いルアーも、快適さが増す事で、結果的に釣果が伸びるのだと言う事です。

明石海峡の方には信じられないかもしれませんが、

地域によっては100g120gだったり、鉛玉が主流だったりという所も沢山あります。

でも、何故タングステンの40.60.80gを使うのか?

その方が快適なフィールドだからです。

ビンビン玉とビンビンスイッチの優劣

ビンビンスイッチは素晴らしい!と言うものの、

釣れる釣れないだけで言うと、

極論、ビンビン玉などの従来のタイラバで釣れます。

今まで、ずっとビンビン玉で鯛は釣れて来た訳ですし、今でも釣れています。

しかし、活かすも殺すもセッティング次第です。

これが、簡単なようで難しいのです。

と言うことで、使い易さにおいてスイッチの完成品は大変優れていると思います。

そのバランスを詰めるのに一番、労力を費やしましたから。

フォールでネクタイが綺麗に泳ぐのは素晴らしいですね。

明石海峡のような凄腕アングラーばかりではない地域で、そういうセッティングの出ているルアーを使うと、

何これ!? スゲ〜ってなる訳です。

なので、

すでに自分の納得のいくセッティングが出ている方は、これまで使って来たヘッドとフックのセッティングで全く問題無いと思います。

無理に混ぜる必要はありませんし、迷わないでください。

それで良いと思います。

最後に、

スイッチをヘッドだけで購入された方は、フックセッティングに気をつけてくださいね。

繰り返しになりますが、活かすも殺すもフック次第ですのでw

最大のキモは、フックセッティングにあり!!

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