釣り

PEラインとリーダー

タイラバを始める上でほとんどの方が直面する問題。

ラインの選択です。

ここ相当重要な問題です。私がブログに掲載する全ての内容も、

私が自信を持てるラインシステムがあるからこそ。

是非、知っていただきたい内容です。

PEラインのグレードをケチってはダメ

PEラインって値段も様々、書いてある仕様も様々ですよね。

安いの選びたくなりますよね。

でも、それは絶対あか〜ん!! な所です。

良いラインは絶対的に強いです。

私は0.6号をオススメしていますが、全ての0.6号がオススメな訳ではありません。

安いラインや4本編みのPEラインになると0.8号の方がマシとなるでしょう。

しかし、0.8号は釣りがし辛い問題が出てきます。

そして、安いラインは変なところでプツプツ切れて、結局早々に巻き直しです。

経済的なPEライン

一般的に200m巻く方が多いと思います。

しかし、経済的に賢く、強く高級なラインを使いたいならば150mでも明石海峡の場合は十分です。

高級なPEライン0.6号300mを買って、150m2回に使い分けるのが一番安いでしょうね。

オススメのPEラインは、

よつあみ 8本編 アップグレード ペンタグラム PE0.6号 300m です。

最近更に上位機種が発売されて気になっていますが、まだ試せていません。

気になりますね。

バリバスのPEラインとか、シマノのPEラインとか他の会社のPEラインは私が知らないだけなので、

評判などを検索して納得いく物を探してみてください。

リーダーはフロロカーボン?ナイロン?

リーダーにはフロロカーボンを使用する方が多いと思います。

細い糸ほど、ナイロンラインの柔らかさや伸びが気になってしまうからだと思います。

扱い易いフロロカーボンの方が安心だと考えるのも納得できます。

しかし、フロロカーボンは結束強度が出辛く、素材自体が… 実は必ずしも強いわけでは無い…ので、

選ぶなら最高級なモノを選んでください。

えっ? フロロは擦れに強いんじゃ…と思われる方もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

しかし、シーガーのグランドマックスレベルになると、素晴らしい強さが保証されます。

プツンではなくて、耐えたな〜って、ギリギリまで粘った切れ口になります。

ただ、完璧に、上手に、結束できる方でないとその性能は発揮できません。

上級者は皆さんこれ一択で使われていますよね。

納得の品質だと思います!

ただ、高級ラインを扱いきれずラインブレイクを簡単にしていては本末顛倒です。

では、次に安心な候補は何になるのか?

今回お話したいのは、ここです。

ナイロン系ラインです。

しかし、前述の通り細糸のナイロンラインは苦手な方が多いでしょう。

柔らかさが弱そうなイメージを与えるはず。

そうなると、オススメは限られてきて

サンヨーナイロンのナノダックスが使い易い。となります。

実は、岩などの擦れや結束強度に関して、フロロカーボンよりもナイロンの方が強いものが意外と多いです。

ただしナイロンラインはフロロカーボンよりも同lbクラスで比較すると細い場合があります。

一見、同じ強さにパッケージに表記されていても、

フロロカーボンの方が太い(素材の特性自体は弱い)と言う事です。

(正しくはナイロンが細いという訳ではなく、フロロカーボンが強度を出す為に太く作られている。です。)

なので、実際どちらが使いやすく優秀かと言うのは、

それぞれの製品の仕様次第と、なんとも難しい世界になってしまいます。

そんな中でも優秀なバランスで、かつフロロカーボン並みに伸びが少なくて扱い易いのが

サンヨーナイロンのナノダックスです。

結束強度もフロロカーボンよりも安定して出し易い糸です。号数つまり同じ太さで比較するとワンランク強い強度なのに気付かれるでしょう。

通常のフロロカーボン2.5号10lbに対し、

ナノダックス2.5号12.5lb

数値の面でも安心ですよね。

自信のない方ほど、このラインをオススメします。

私も作業の速さを優先して10秒ノットなどを使用する事があるのですが、

グランドマックスだと硬さ故に滑りがあるのか?強度が全然出ないんです。そう言う時にもナイロンが確実だなと感じています。

他にもナイロンラインには優秀なものが多く存在しますが、

リーダーとして販売されていなかったり、ナイロンライン自体性能の差が激しかったりで、

使い込まなければ選択が難しいところでもあります。

GTRとか、もの凄い耐摩耗性能だそうですよw

ナイロンの中でも、中途半端な低伸度ラインや混ぜモノ系はダメなものが多いので、

迷ったらナノダックスリーダーを試してみてください。

ちなみに、

フロロカーボンは硬いので傷がつきにくい。強度表記ならナイロンより太い。ので、強い。

ナイロンは傷がついても耐える&耐摩耗の処理を染み込ませる事が出来る。結束強度が高い。ので、強い。

それぞれの特徴はそんな感じになると思います。

タチウオでフロロカーボンのリーダーは全く使えませんが、ナイロンリーダーが切れずに耐えるのは、傷がついてからの強さに違いがあるからでしょう。

結局は、結束次第!とくかく練習する!

リーダーの太さですが

タイラバにおいてPE0.6号なら、信頼できる品質のリーダーを選びさえすれば

直線強力を考えると2号

擦れ等を考慮するなら3号

間をとるなら2.5号です。

それ以上は必要ありません。4号を使うとほとんどのタイラバフックが伸びるぐらいの強力が出せてしまいますし、これを根掛かりで切った瞬間にそのPEラインはダメージを受けて巻き替え決定です。

2〜3号の組み合わせで不安を感じる方は、結束を練習してください。

不安だから糸が太い。では根本の解決が出来ていないのです。

・ルアーとの強い結び方(ダブルラインのノット)

・リーダーとPEの強い結び方

家で徹底的に練習してくださいね。

トラブルレスはPRノットです。

フロロカーボンリーダーの方はこれが良いでしょう。

強力だけで言えば長く巻かなくても良いのですが、この結びの長さが、キャスト時のエアノットを防いでくれるので快適です。

専用の器具を購入するならば、FGノット用よりも断然PRノット用ですね。

ナイロン系の場合は、いろいろなノットでそれなりの強度が出し易くなります。

どれも慣れ次第ですけどね。

 

なお、ラインブレイクの原因は99%と言っても良いぐらい結束がキーではないでしょうか。

特にPEラインの締め込みとハーフヒッチを雑にしてしまうと、ラインの強度が1/4以下に低下します。

ハーフヒッチでライン擦りつけていませんか?

しっかりしようとすればする程、ギュっと擦るように締めて

ラインを痛めているパターンは多いです。

細糸だからと言って弱気ではありません。

さて、このPE0.6号に2〜3号のラインシステムでどれだけの強さが出せるのか?

大鯛? 90cmでも大丈夫!

僕の自己記録は3本編の安PE0.6号のテスト中、リーダーは3号でした。

ブリ? メーターオーバーでも大丈夫です。

ヒラマサ? 110cm上がるの見ましたよ。

エイ? 10Kg級でテストしましたよ。

サメ? 2mぐらいの魚が船べりまで上がるの見ましたよ。

フグ?サワラ?タチウオ? 何号使っても無理ですよw

なぜそんなに細糸が強いのか?って、タイラバではドラグを2Kgもかける事がないからです。

それに対して強力は5kg以上。少なく見積もっても4Kg まず切れませんよね。

力強くキャストを繰り返す釣りや、根周りで戦う釣り、

あるいはジギングのようにフルドラグで綱引きをする(早く獲る)。

そういう釣りにはPEも2号以上になります。

でも、タイラバはそもそも竿もドラグも針も弱いじゃあありませんか〜。信頼して楽しみましょう。

ただ、多少の引っ張りの速さや青物を少しでも楽に、と言う事なら0.8号の選択肢もあるかもしれませんね。

0.8号4号のセッティングまで高めると、ドラグ出さずに大鯛、メジロ秒殺(実際は秒ではないw)する事も出来ます。

魚が痛んだり、リールが壊れる場合があるので、真似はしないで下さいw

最近、私のセッティングをお客様方に使っていただいた時に良く起こる光景ですが、

0.6号に細いリーダーなのに、根掛かりを切ろうとしても切れない。

同じようなセッティングに見えて、組み方次第で結構差は出ていますよw

安心できる強力が出せるよう是非、挑戦してみましょう!

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