JACKALL社からスイッチスティックを発売して頂いて以降、常連様を中心にタイラバのファイトスタイル改革に取り組ませて頂いておりますが、
最近ではずいぶん定着して、SNS上で見かけるファイトシーンが当船以外でも、ドラグズルズルの昔タイラバから、エキサイティングな魚との駆け引きが見て取れる本来あるべき姿に変わって来たように思います。
↓動画
実践してくださっている皆様、
どうでしょう?こっちの方が楽しくて、確実で、
やりがいありません?
これって真鯛に限った事では無くて、全魚種の基本。
マグロだって、アオリイカだって、ブラックバスだって同じ。
魚種によって走る魚はしっかりリールを巻いたり、時には竿を真っ直ぐにして綱引きしたり、障害物に潜られないように工夫したり、多少の違いはあるかも知れませんがベースは同じなんです。
事実、当船の魚のキャッチ数は伸びていますし、
慣れた方々は竿頭も獲得されています。
もちろん魚が小さい場合には、引っ張り過ぎないようにドラグを滑らせて、竿を寝かすのもテクニック。
でも、それなりのサイズの真鯛となると、
竿の曲がりを活かし、巻きを時には止め、上手にファイトする事が魚のキャッチを楽にしてくれます。
そこから更に
針を確実に刺す為にはドラグをどうしたら良いだろう?
針をどうしたら良いだろう?
フッキングは、待つか攻めるかどうしようか?
色々と考えるテーマが増えて楽しくなってくるのではないでしょうか?
最初は、どうしてもファイト中に焦ってリールを巻き続けてしまうので上手くいかないかもしれません。
でも、諦めないでください。
これも上達のひとつ。
正しいファイトに慣れる事で、竿とリールの使い方が上手になります。持ち方も矯正されて来るはずです。
そうすると、落として巻く動作の中でも、
竿の使い方が上手になって来ます。たぶんw
脇にリアグリップを固定しない(二の腕で軽く支える)事で、パーミング(リールを包むように持つ事)の手首が楽にもなります。
指のひとつひとつに、力がこもるようになります。
また、竿を下げたり、高く上げたり、可動域が広がります。
更に、腕を前に出すように構えられるので、ロッドの有効な長さも延びます。
竿の長さにして6インチ〜1フィート分は長く使えるようになるでしょう。
というのも、
長い竿ほどリアグリップが長かったり、長い分曲がらない部分が増えたりもするので、竿の1フィートって単純に30.48cmの差では無かったりします。
真の有効な長さ=リールを持つ手からの長さ&しなりを使える長さ、とも言えるかもしれません。
慣れると腕も使えるので、1フィート分ぐらいはアドバンテージがうまれる感覚です。
慣れればどの竿でも扱えるようにはなると思いますが、同時に…
竿のしなりを使える竿↔︎使えない竿
曲がりの美しい竿↔︎変なつっぱりのある竿
思い切って曲げられる竿↔︎曲げると糸が擦れる竿
良し悪しがわかってしまうかもしれませんw
曲げると糸が擦れてしまう場合は、
FKD custom worksさんにガイドセッティングを助けてもらいましょうw
脱線しましたがw
何はともあれ、
エキサイティングなファイトを通じて、タイラバの魅力をもっと多くの方に伝わればと願っております。
良い釣りをお楽しみください♪
コツは上手なドラグワークと、ハンドルを焦って巻き続けない事です♪